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スタッフブログ
窯業系サイディング塗装
2014年08月23日(土)
先日完工したA様邸の外壁塗装です。
窯業系サイディングはセメントと繊維と増量材を圧縮させ、工場で塗装された板状のものです。
タイル調のサイディングなど製品は多種で一般住宅やアパートなどで多くみられます。
このように数年が経過すると、サイディングとサイディングの継ぎ目の部分の
コーキングがひび割れたり、痩せたり、裂けたりしてきます。
これはコーキング材に入っている添加剤が揮発するために起こる現象です。
A様邸でもところどころコーキングが避け、絶縁テープが見えてる状態でした。
もちろん雨が降ればここから雨水が侵入する恐れがあります。
サイディングの反りの原因にもなるということです。
このような柄のサイディングは
1色に塗りつぶすこともできますが
A様邸では元のサイディングの特徴をそのまま生かすため
目地部を塗り分けました。
下塗り(アステックペイント:エピテックWEプライマー)
上塗材(アステックペイント:EC-2000F-IR)1回目塗布。
この時の色は目地部分となる色。
もう一度目地色を塗布。上塗材2回目。
次は短毛のローラーを使い外壁のメインとなる色を塗っていきます。
上塗り材3回目塗布。
そしてもう一度、外壁色を塗布。上塗材4回目塗布。
施工前
施工後
よくお客様から
「おたくの会社は何回塗りですか?」
と質問されます。
「塗る回数」は劣化状況や、素材(サイディング、モルタル、ALC)の状況で
変わります。
ですから「家の診断が」大切なのです。
事務&雑用係りの金井でした。
広島の豪雨で被災されている皆様
心よりお見舞い申し上げます。
そして・・・
これ以上悪天候が続かないよう
行方不明者の方々が早く救出されるよう
心よりお祈り申し上げます。
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