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スタッフブログ
外壁のひび割れ(モルタル外壁)
2015年09月16日(水)
先週の土曜日、現場見学会にお越しくださった
安中市秋間みのりが丘のお客様の現場調査に同行してきました。
こちらのお宅は屋根はスレート瓦、外壁はモルタルです。
築10年ほどですので大きなひび割れは発生していませんでしたが
窓廻りに少し幅の広いひび割れ
また、細いひび割れ(ヘアクラックと呼ばれる)が外壁と基礎に見られました。
モルタル外壁のひび割れ
モルタル外壁はセメントと水と砂を混ぜたものを塗った外壁です。見た目は継ぎ目がないのが
特徴の一つ。モルタル外壁は、乾燥収縮によるある程度のひび割れは、材料の特性から避けられないものです。
・・・ではなぜひび割れは発生するのでしょうか
①適切な設計施工が行われていても乾燥収縮により微妙なひび割れは発生することがある
②基礎が何らかの理由で沈下した場合、発生することがある
③モルタルの厚塗りや開口部(窓)などの補強不足等、不良施工により発生することがある
ひび割れの形状で原因を探る
●ひび割れが斜め一直線に発生している場合
筋かい(建物全体を強固するために柱と柱の間に必ず入れる部材)不足等、耐力壁に原因がある可能性
●ひび割れが開口部周辺に八の字形で発ししている
開口部周りの補強方法に原因がある可能性
●ひび割れ等が縦横一直線に発生している場合
下地に原因がある可能性。横方向のひび割れは基礎の変形が原因の可能性がある
以上のようにモルタル外壁には避けられない「ひび割れ」ですが
雨が外壁に当たれば、雨水は自ずとひび割れから内部に浸みていきます
何年もそれを繰り返すことで、モルタル剥離や滑落、雨漏れの原因になってしまいます
塗装をする前に建物診断
塗装する前には、外壁がどんな状態なのかを調べて適したな補修方法を考えます。
その為にはしっかりした建物診断をすることが重要。
診断はクラックスケール、打診棒など専門用具を用いて行います。
クラックスケール・・・ひび割れの隙間の幅を測ります
隙間の幅によって、塗る前のひび割れの処理方法も違ってきます。
打診棒・・・モルタルの浮きや剥離を確認するために用います。
打診棒を使い壁をたたいて応答音を聞き分け欠陥部や外壁が水分を含んでいないかを把握する方法です
スコープ(顕微鏡)やピアノ線・・・ひび割れの深さは浅いのか、下地層まで達しているのか調べます
深さによって、塗る前のひび割れの処理方法が変わってきます。
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しっかりした診断、調査を行い診断結果は報告書にまとめてご提出いたします。
また、お見積りは診断結果を考慮し、最適な処理方法を考え、5つのプラご提案いたしますので
ご予算に合ったプランをお選びください。
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