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スタッフブログ
住宅の塗装と資産価値
2015年10月21日(水)
家の塗り替えは築10年が目安と言われていますが
実際、10年で塗り替えをしようと行動に移す方はどれくらいいるでしょうか
住んでいる人や、物に被害が出るような事なら別ですが
そうでない限り「まだ塗り替えなくても大丈夫」と思っている方がほとんどだと思います。
日本人の家は築30年~40年になったころには取り壊される、「建てては壊す」という消費型の考え方で建てられています。アメリカやイギリスでは「家を手入れして長く住まう」というストック型の考え方で建てられています。
そもそも私達日本人は「家をこまめに手入れして、長く住み継ぐためにメンテナンスをする」という考え方が薄いのではないでしょうか。
今回は、「住宅の資産価値」について調べてみました。
一般的な建物の資産価値は築10~20年でほぼゼロになるといわれています。
「中古は資産価値がないからイヤ」と考える人もいるようですが、15年を超えれば新築でも中古でも価値は50歩100歩。そう変わりません。中古を購入する側からの視点で見れば多くの人が懸念されるのが「家の傷み具合」です。また「できるだけ新しいほうがいい」と思うのが多くの人の心情ですが、築年数と快適性、建物の劣化具合というのは必ずしも一致しないものです。古くても住まい手が愛情をもって丁寧に使い、メンテナンスがしっかりなされた良質な家は価値が上がるという訳です。
国でも住宅の長寿化に向けて住生活基本法を整備。「良いものを建て、手入れして長く使う」というストック方へ政策転換しています。
家の資産価値を保ち続ける為には
こまめにメンテナンスを行うのは勿論ですが
メンテナンスを いつ どこの箇所を どのように行ったのか 残しておくことが重要になります。
つまり家の履歴「カルテ」です。
しかし長年にわたって小さな工事など情報を管理するのは難しいと思います。
そこで家の持ち主に変わって情報を管理してくれるサービスが住宅履歴情報「いえかるて」。
国交省の提言で取り組みがスタートしており、長期優良住宅の所有者には「いえかるて」を記録し保管することが義務付けられています。
しかし実際、「いえかるて」などいらないとというお客様も多いのが現状です。消費型の考えが多く根付いているからでしょうか。
「いえかるて」には計画的なメンテナンス、合理的なリフォーム、売買に有利、災害時の迅速な対応そんなメリットがあります。大切な我が家を「長く住まう家」にしましょう。そして、建物のどこかに不具合が出たから塗装するのではなく、長く住むため、資産価値を維持するために塗装(メンテナンス)してください。
皆さんの家は、なぜメンテナンスが必要だと思いますか?
・とりあえず今、雨漏れで困っているから
・長く住み続ける為
・孫の代まで残したいから
・いずれは売却できるように
・・・一度、将来の我が家について 考えてはいかがですか。
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