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ALC外壁の塗装
2015年10月30日(金)
住宅の外壁には様々な材料が使われています。
窯業系サイディング、モルタル、ALC、センターサイディング、木・・・
今日はALC外壁の塗装について細かく書いてみます。
ALCはオートクレーブ ライトウエイト コンクリートの略でALCと言います。
主原料は、珪石 セメント 生石灰 発泡剤のアルミ粉末です。
高温高圧蒸気窯の中で常圧より高い圧力をかけて十数時間養生します。
「ヘーベル」「シポレックス」「ヘーベルライト」「パワーボード」いずれもALC外壁です。
継ぎ目にはコーキングが施工されています。
コーキングがALC断面から剥がれている場合は、コーキングを撤去後打ち直しますが
さほど劣化が激しい状態でない場合はコーキングを上から重ねる増し打ちで十分です。
~穴だらけのALCパネル~
ALCパネルは軽量気泡コンクリートとも呼ばれ、無数の気泡が形成されています。
新築時、塗装したときにこの穴を埋めた塗装(下地処理の段階でしっかり埋める)されてない場合は注意が必要です。
経年劣化で塗膜が防水機能を果たしていない上に、ALCの特徴でもある気泡の穴から水分を吸収してしまいます。
ALCパネルには芯に金網が埋め込まれており、鉄は錆びると膨張しますので、
雨水が芯の金網にまで達すると内側から割れてしまいます。
塗り替えでは下塗りでフィラーを塗布します。
フィラーは下地の凹凸を埋め下地を調整する役割をします。
この下塗りの段階で、しっかり穴を埋めなければなりません。
よく、吹付塗装はしないのですか?と聞かれます。
吹付の場合、塗料が直線的に飛ぶので、平らな面はともかく
模様や溝があると塗料が当たりにくい部分が出てきてしまいますので
ローラー工法で施工しています。
そして上塗り材1回目を塗布し、乾燥時間を取ってから
上塗り材2回目を塗布します。
施工前
施工後
今日は、塗りかえにお悩みのお客様が、来社してくれました。
電話では伝わらない、会社の雰囲気や、社員などの顏が見れて
とても良かったとおっしゃっていました。
直接業者さんと直接会ってお話することは
大変いいことです。
「断りづらくなる」と思うかもしれませんが
塗装工事する上で、施工する側とのお客様の相性も大変重要かと思いますので
その辺は割り切っていいと思います。
弊社でも、お客様大歓迎です\(^o^)/
是非、お気軽にお立ち寄りくださいね。
お待ちしておりま~す(^^♪
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