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スタッフブログ
ベランダ笠木 内部の腐食
2016年02月20日(土)
建物の中で屋根同様、雨風に常にさらされているのがベランダ。
築年数がたってくると、ベランダの笠木から雨水が侵入し躯体が腐食する事もあります。
見た目には全くわからないことが多くあるので、外壁診断時にはしっかり見てもらいましょう。
ベランダの笠木とは
元の意味は、鳥居・門・板塀などの上縁に横に渡す木。冠木(かぶき)だそうです。
ベランダや屋上の立ち上がり部分 などに設けられる手摺壁の頂部に施工する仕上げ材の事。
笠木の役割
躯体を腐食から守ることは勿論ですが、外壁に雨染み、雨だれあとを付けないため施工します。
水平になった部分から雨水の侵入を防ぐ大切な役割から、金属製の笠木が多く使われていますが
セメント・石製の物もあります。
笠木からの水の侵入による内部の腐食
金属製の笠木では、継ぎ目の目地処理や壁との取り合い部分にコーキング材が使用されています。
このコーキング材が経年劣化と共に、ひび割れたり亀裂を起こしたりします。
そこから雨水が侵入し、笠木の内部を腐食させます。
また、手摺の取付部分が劣化するとそこからも水が侵入します。
今回施工させていただいたお宅も、笠木を補修しました。
コーキングの劣化
手摺の取付部分の劣化
笠木を外し
中の木部は水が侵入しボロボロの状態でした。
新規に木部を施工し
サイディング材施工
金属製の笠木を施工
コーキング材充填
笠木施工完了
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