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トタン屋根の塗装
2016年10月08日(土)
朝は曇っていましたが、今日は汗ばむくらいのいいお天気になりました。
運動会日和でしたね!(^^)!
ここ何件か、トタン屋根の塗装についてお問い合わせをいただきましたので
今日はトタン屋根について書きたいと思います。
【金属屋根の歴史】
日本で金属屋根が庶民に本格的に普及するようになったのは明治時代からだそうです。
江戸時代からあったようですが一般庶民には普及していませんでした。
意外と歴史があるんですね。
【種類】
トタン・・・鉄板を亜鉛メッキで覆ったもの
ガルバニウム・・・55%のアルミニウムを含む亜鉛合金でメッキ処理された鋼板
ステンレス・・・ステンレスを使用した鋼板。非常に高価
その他・・・銅、チタンなどがある
一般住宅に多く使用されるのは、トタンかガルバです。
【形状】(屋根の葺き方)
瓦棒葺き・・・屋根の流れ方向に取り付けられた心木を継ぎ目として、長尺の金属を組み合わせた工法。
金属屋根で一般的に取り入れられている。
平葺き・・・金属を重ねてはぜで金属板を組み合わせる。
一文字葺き、菱葺きなどがありそれぞれ異なった外観を作り出します。
折半葺き・・・波型に加工された金属板で屋根を敷く工法。工場や倉庫など鉄骨建物の屋根としてよく使われる。
【特徴】
金属屋根は重ねて葺く瓦やスレートと違い、雨水の侵入する隙間がないため勾配の緩い屋根にも用いることができる。加工性が高いので曲面の屋根にも対応できる。
【デメリット】
熱の伝導率が高い。雨音が伝わりやすい。
【メンテナンス時期】
5年~8年と言われています。定期的に時期を見て塗装するのがベストだとは思いますが、錆や塗膜剥離が見られるようになってから塗装される方が多いようです。
【塗り替え工程】
①ケレン(研磨作業)・・・除去しないまま塗装をしても同じところから錆が発生したり、剥がれを起こす可能性が高いため、錆や塗膜が剥がれている場合は除去しながら、全体をケレンします。またすべての旧塗膜を剥がす場合もあります。
ケレンは細かく言うと1種、2種、3種、4種ケレンと作業の内容が細かく分かれており、その時の劣化状態によって作業内容が変わってきます。また目荒しと呼ばれ、表面に細かい凹凸ができることにより塗料の接触面積が広くなる為、塗料が「密着する」という役割があります。
②下塗り・・・錆の発生を防ぐため錆止めを塗布します。
③中塗り・・・上塗り材1回目を塗布します。
④上塗り・・・上塗り材2回目を塗布します。
通常はこのような工程になります。
いかがですか、一口に「塗装」と言ってもなかなか深いですね。
特にケレン作業は、公共工事や橋、大型物件の改修工事となりますと、上記の仕様に従い細かく指示が出されます。
それだけ大切で重要な作業といえるでしょう。
さて、本日高崎市石原町で着工中のお宅にお邪魔してきました。
大屋根の下塗りが終わったところです。!(^^)!
経年劣化により塗料の吸い込みが見られましたので
下塗り材を2回塗布しました。
劣化が激しい場合は1回下塗り材を塗っただけですと、素材が塗料を吸いこんでしまいます。
しっかり塗膜の厚みを付ける為には、素材が塗料を吸いこんだ分もう一度下塗り材を塗る必要があります。
そして、軒天の傷みが激しいところを一部張替ました。
晴れの日も続きそうですね。引き続きよろしくお願いいたします。m(__)m
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