見積をするには、現場の調査が必須です。
なぜ？

「家は○○坪だから、ざっとでいいの、塗り替えするにはいくらかかります？」
「来てもらうのはちょっと・・・・金額だけ教えてもらえればいいの」
というお電話が時々あります。

傷んでいるから塗り替えをする訳で、綺麗なのに塗り替えしませんよね。
10件あったら、10通りの劣化があるのです。
立地条件、地震による影響、どの箇所が傷んでいるのか
そこを見ないと「正確な見積もり」は出ません。
例えば、幅の大きく開いたひび割れがあれば、補修を行ってから塗装をします。
壁材であるサイディングが大きく反ってしまっていれば張り替えないといけません。
ですからきちんと建物を見させてください。

今週は2件、ビデオ診断に行ってきました。
一部ですがご覧ください

こちらのお宅は、ALC外壁、塗装はリシン仕上げです。
細かい石のようなものを塗料に混ぜて吹付塗装されています。
表面がざらざらしていますので、水分が残りやすいという点
北面にコケが繁殖してしまっています。

またALCの素地の表面は穴だらけです。塗膜がもしついてなければ水分を非常に吸収しやすいという事。
雨水がALCの芯の鉄筋、鉄網までに達すると、爆裂し大変モロくなってしまいますので
早めのメンテナンスをお勧めします。

昨日お客様との会話の中で「一体何の素材なら家のメンテナンス費用はかからず済むのかね」なんて会話になりました。
サイディングでも、モルタルでもALCでも、日本瓦でも金属屋根でもスレートでも
良い点と悪い点があるのですから、その答えは難しい・・・・(+o+)
永久に劣化しない素材ができれば別ですが・・・(;´･ω･)

皆さん、本日も寒い中、お疲れ様でした。
温かいお風呂に入って疲れを取りましょう(*^-^*)

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