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スタッフブログ
冬の塗装工事
2021年12月18日(土)
昨日から風が強く、各地では大雪となったところもあるようですね。午前中は渋川でも雪が舞っていてとても寒い一日となりました(>_<)
気温が低くなる冬に近づくと「真冬は塗装工事できないですよね」とお客様から聞かれることが多くなります。
やはり、どの季節に塗装工事をしたいいいのかというのは悩まれることの一つでしょう。
塗装工事は建物・物質に塗布した塗料が乾燥・硬化して塗膜を作り、塗膜が既存の“物質”を保護します。ですからよく乾燥し硬化する事が一番です。
しかし建物の塗装は室外で行うため、塗料の乾燥や硬化は気温や湿度に影響されます。
では、塗装が出来ない条件とは具体的にどのような条件かというと
①気温が5℃以下の時(塗料が乾燥・硬化しにくくなる)
②湿度が85%以上の時( 〃 )
③降雨、降雪、結露が起きている時または予想される時
(各メーカー塗料の仕様書:気温5℃以下、湿度85%以上の環境では塗装を避けてください。と記載されている)
とはいえ③番では例外もあり、真夏のいきなりの雷雨や、天気予報が全く当たらず、作業中に雨が・・・・という事もあります。そういった場合には作業をすぐに中止し、翌日良く乾いてから塗装しなおします。
では、冬の塗装は出来ないのか。
答えは「できます」
上の条件を避ければ、塗装は出来ます。
≪冬の塗装のメリットとデメリット≫
(間部・東北部・豪雪地域では当てはまらないこともあります)
●メリット
①晴れの日が多い・・・比較的雨が少なく、晴れの日が多い
②窓を開けることが少ない・・・塗装工事期間は窓養生をするため窓を閉め切りにすることが有ります。そのため気温が高い季節は窓を開けられないというデメリットが。しかし冬場ならそんなこともあまり気になりません
③湿度が低い・・・梅雨や夏は湿気が多く、雨が多い為、塗装が出来ない日も多くあります。冬は、空気中の湿度が低く乾燥しているため、塗料の乾きも良く、比較的スムーズに工事を進めることができます。
●デメリット
①一日の作業時間が短くなる・・・気温が低い為、朝、屋根に霜が降りていることがあり、朝一には作業ができないこともあります。また日没が早く作業時間が短くなってしまうため、一日の工事の進みは遅くなります。
②外気温が5℃以下は塗装出来ない・・・朝5℃以下の場合は気温が上昇してから塗装作業を行いますので一日の作業時間が短くなることもあります。
③工事工程が少し長い・・・一日の作業時間が短い事から、気温が高め時期の塗装よりは若干長めに工程が組まれるかと思われますが、気温が高い時期は雨が多いので塗装ができない日が続き、冬場よりは長くかかってしまう事が多いです。
(今日の赤城山)
「塗装に一番適した季節は?」と聞かれたら、「雨や雪が降らない季節。秋か春」と答えますが、近年、気温が上がる季節は雨が多く、しかも長雨になることが多いです。
気温と湿度を管理して行えば、塗装は冬でも十分できますので、ライフプランに合わせて十分検討してから塗替え計画を立てて下さいね。
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